免疫が落ちてくると帯状疱疹にかかりやすくなってきます。50歳以上の方を対象として、帯状疱疹ワクチンによる予防接種が奨励されています。
帯状疱疹ワクチン療法には２通りあります。

弱毒性生水痘ワクチン

いわゆる「水ぼうそうのワクチン」で、幼少時期に使用するワクチンと同じものです。効果の持続期間が５年くらいと短く、予防効果は50～60％です。免疫が低下している方には使用できません。生ワクチンであるため他のワクチン接種は１か月あける必要があります。

シングリックス

２０２０年１月に認可された新しい不活性化ワクチンです。2回摂取することで、9年以上の効果を持続することが可能であり、予防効果は90％以上です。いずれも問診票へ記入と予約が必要です。

参考価格

水痘・帯状疱疹ワクチン

• 弱毒生水痘ワクチン
  8,000円（税込）
• シングリックス （不活化ワクチン）
  22,000円（税込）×2回